福山市本庄町 芦田川内に位置する取水施設改良の土木工事です。
福山市内で利用される水を出原浄水場へ取り込むための施設、取水井の流入量調節のために井戸周囲の土壌を目の粗い砕石に置き換える工事です。
施工場所が国土交通省管轄となる一級河川内であることに加え、進入路にあたる堤防道路が長い一方通行の先にあり仮設資材の搬入にも通行止めに多数の手続きが必要になる等多くの制約のかかる現場でした。
1群3号井と呼ばれる本件は、前工区からの継続事業で引き続いて次の工区も計画されています。
●施工データ
取水井改築工事:一式
概要:砂利置換工、導水管布設、排気管布設、電線管敷設 他
*担当者コメント*
今回の工事では、普段なかなか経験できない大規模な仮設や、小口径鋼管の内面塗装といった特殊な作業に携わることができ、非常に貴重な経験となりました。
出水期という制約や交通面での課題もありましたが、関係者のご協力のもと、無事故で無事に工期内完了できたことを嬉しく思います。
今回の現場を通じて、まだまだ学ぶべきことが多いと実感しました。この経験を今後に活かしていきたいと思います。(野間)